白河ま日記(仮)

あたまわるいぶんしょうかくよ

この世には男と女しかいないなんて嘘だ

タブーの領域「性分化」にメス
http://mainichi.jp/select/science/news/20090928k0000m040118000c.html


■1
この記事を読んで、「一般的に使われている「半陰陽」「両性具有」などの呼び方には蔑視(べっし)的な響きがある」というのを初めて知りました。 「両性具有」については、この言葉だと両方の性を完璧に備えたファンタジックな体を持っていると誤解を与えるという点で、適切な表現ではないとは思っていましたが。
そりゃそうと、「性同一性障碍」に続いて「性分化疾患」という言葉と概念とが数年を経て一般人に広く知られるようになるのでしょうね。ていうか広まってくれ。


■2
「 当事者や家族は周囲の偏見を恐れ、苦しみを抱え込んできた。出産直後に子どもの性別がはっきりしないと知らされた親は、いきなり重責を負わされる。男性と女性、どちらで育てるべきか。診断結果と方向性を示すのは医師だが、最終的に決断するのは親だ。」
「男性と女性、どちらで育てるべきか。」
「男性と女性」
・・・・・・ちょっと待ったぁぁぁぁ! どっちかにしないといけないのか? 子供が成長してから本人に、どちらかあるいは両方とかどっちでもないとか中間とか選ばせて、それまではどちらにでも対応出来るように育てるという選択肢は無しかぁぁぁ!?!? と、つい思ってしまった。 まぁ、社会的にそれは難しいかもしれないけど。 学校とか男女に分けられちゃうし。 でもせめて家庭内だけでも柔軟に対応できんかいな・・・って、それはほとんどの親たちにとって難しいことなんだろうなぁ。