白河ま日記(仮)

あたまわるいぶんしょうかくよ

2008年06月13〜15日 無題

6月13日

私の母は、私が男と結婚し孫を産み育てることを望んでいました。それをわかっていながらも、私は結婚せず生きていくのです。親不孝だとは思いますが、どうしても譲れぬこと。それを曲げて愛せぬ人と結婚すれば、それは自分の人生を殺すこと、相手の人生を狂わせること。そのことは母自身も良く知る実例が身近にあったでしょうに。

愛していない人を夫として敬愛するふりをできる技量は私にはないよ。股を開きはらむことなどできないよ。

6月14日コメント

実は、上に書いた「実例」とは、私の両親のことなのです。私には弟がいますが、両親を見て育った私達は結婚に憧れや希望を持てないでいます。私は小学高学年、弟は高校生のときから、「結婚はしたくない」と強く思って生きてきました。父母がいなくなった今でもそれは変わりません。年月が経って愛する人が(異性か同性かわかりませんが)できたとしても、ある事情により結婚をすることはないでしょう。

6月15日

前回の件は、魚の小骨や澱のように私の心にあった罪悪感から出たつぶやきのようなものでした。しかし、文章にして書いたこと、それを読んでもらったことで、いくらか気持ちが晴れたようです。


親不孝? いや、Sさんが日記に書いていらしたように、子である自分が本当に幸せになることが親孝行なのだ。Mさんが書いてくれたように自立して生きて、あの世の母を安心させようじゃないか。

そうだとも。ウイルスじゃあるまいに、人間が次世代に残せるのは遺伝子だけではない。人間に、私に出来ることはたくさんあるはずだ。

心の胸をはって背筋を伸ばして、生きていけるようになろう。


皆さん、読んでくれてありがとうございます。これからも膿がたまってきたら出すことにします。うっとおしいかもしれないけど、よろしくお願いしますね。